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ライフスタイルに合わせた転職事例

看護師は、仕事に困ることはない職業だといわれている。実際に結婚や出産、介護などのライフスタイルの変化に応じた転職をすることが可能だ。事例として、親の介護が必要になったため、大規模病院からクリニックに転職をした例と、結婚費用を貯めるために夜勤専従看護師になった例がある。

親の介護を担うことになると、不規則勤務の看護師の仕事を続けることは難しく感じるかもしれない。確かに、2交替制や3交替制の職場と休みなしの介護を両立することは困難だろう。今回の場合も、大規模病院で2交替制として働きながらの介護が困難だったことから、転職を検討することになった。転職先には、看護師資格を活かせる夜勤がない職場として、病棟のない日勤のみのクリニックが該当したという。クリニックは、各地域に多く存在しており、看護師の求人も豊富にある。介護だけでなく、子育てなど夜勤が困難な場合の転職先としても人気だ。別の事例としては、パートナーとの結婚資金を貯めるために、クリニックから大規模病院の夜勤専従看護師へと転身したものがある。夜勤専従看護師は、夜勤だけの勤務をする看護師のことだ。夜勤は希望者が少ないため、夜勤専従看護師の需要は高い。夜勤手当がつくため、月の半分ほどの出勤回数でも高額な収入を得ることができ、収入重視の看護師に人気があるようだ。副業が可能な職場であれば空いた時間で働くことができ、結婚のための段取りを整えることも可能だろう。

面接の際に聞かれることとは

看護師が転職活動を行う際には、やらなければならないことはいくつもあるが、面接対策もその1つだ。特に、面接慣れしていない看護師であれば、どのような質問があるのか、きちんと受け答えができるのかなど不安に感じることもあるだろう。そのため、予め面接で聞かれやすいポイントを押さえ、本番に備えておくことが大切だ。面接で聞かれやすい内容には、大きく3つのポイントがある。

1つ目は、看護師を目指すきっかけについてだ。これは、最も基本的でかつ重要な内容であり、看護師を目指したきっかけを正直に話すことが大切だろう。それだけでなく、そこからどのような看護師を目指していくのかなど、将来を見据えて話を広げると、面接官に対してやる気が伝わるはずだ。2つ目は、なぜその医療機関を希望するかであり、これは履歴書の志望理由にも書くべき内容といえる。数ある医療機関の中でなぜそこを選んだのか、特徴をちゃんと調べているかなどがチェックされるだろう。ホームページなどを確認して、選んだ理由を明確にしておくことが大切だ。3つ目は、理想とする看護師像についてである。今まで看護師として働いた経験や実習中に出会った理想の看護師など、将来こうなりたいという看護師像を自分の言葉で伝えられるようにしておくといい。これには正解はないが、自分の経験や考えを掘り下げておこう。面接ではどうしても緊張してしまうが、自分の考えに自信を持って臨むと相手にやる気が伝わる。